2.3 型と変数
型の種類
PHP には 8 種類の基本型というものがあります。
データの種類のことです。
真偽値を表す型です。
われわれの言葉で「はい」「いいえ」のどちらかしかとらない型です。
真:TRUE 偽:FALSE。
★整数 (integer)
小数点が付かない正負の整数値のことです。
パソコンにより整数値の最大値が異なり自分パソコンの値が確認できます。
一度確認して下さい。
<?php echo PHP_INT_MAX; ?> で確認できます。
また、"PHP_INT_MAX"はこれは型ではなく定数であり値が変更できない(定まっている)数です。
★浮動小数点数(float,double)
πみたいに3.14と小数点を含む実数の値の事です。
★文字列 (string)
「Hello PHP!!」のように文字の集まりのことを文字列といいます。
通常「"」「'」のダブル、シングルクォーテーションで囲まれている文字列です。
変数(後述)に背番号のようなものを付けて拡張し、
複数のデータを扱えるようにしたものです。
★オブジェクト (object)
この後勉強します。
★コールバック/callable
この後勉強します。
PHPの世界からPHP以外の世界に対して、
操作を行うときに利用する窓口になる型です。
★ヌル (NULL)
値を持たない状態をいい、
われわれの世界では物を数えるときには「0」がなにも無いですが、
コンピュータでは「0」は値となり、
なにも値を持たないということでNULL型という特殊な型です。
この型はプログラムのなかで、区別され、動作も扱いも違ってきます。
ここでは、まだなんとなくで覚えてもかまいません。
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変数
プログラミングする上で必ず必要となるのが変数です。
どのようなものかと言うと、
変数と言う仕組みを利用することでデータを一時的に保管しておくことが出来ます。
箱のようなものです。
保管された値を、後で使いまわす、
溜め込んで管理する際にほとんどの場合、
利用される仕組みです。
変数の利用方法は多岐にわたります。
変数の型はそれほど厳密に型を決めていないので緩やかです。
変数は$変数名という形式で、
変数名には任意の名前を付ける事が出来ますが、
$aとか$bとか短い変数名であると、
入力が楽ですが、
長いプログラムを書くと変数の持つ意味がわからなくなるので、
ある程度長くても、
$friend、$total_scoreとか、
格納されている値がわかりやすい変数名を付けるようにしましょう。
①アルファベットかアンダースコアーから始まる ②2文字目以降はアルファベットかアンダースコアーか数字のいずれか ③大文字と小文字の区別をする |
変数はPHPファイル内でいくつでも作る事ができます。
ただし、用途に応じて、利用する数に気をつけましょう。
多くなればなるほど、プログラムとして読みづらくなり、
後で、プログラムの修正を行う際に手間取ります。