バックアップの重要性
WordPressをバックアップすることは重要なことです。
今まで記事として書いていた内容が利用者の操作ミス、
サーバーの消失などがあって消えてしまった場合、
もう立ち直れませんよね。
バックアップ方法
バックアップは
①ファイルのバックアップ
②データベースのバックアップ
をしなければなりません。
①ファイルのバックアップ
これはFTPソフトで自分のパソコンにファイルをDLして下さい。
私は「WinSCP」を利用しています。
②データベースのバックアップ
1)xserverでの方法(容量が少ない場合有効)
xserverを利用されている人は、
サバーパネルの中の「MySQL設定」のバックアップが利用できます。
- サバーパネルにログイン
- データベース[MySQL設定]をクリック
- あらかじめにアクセス権所有ユーザーなど設定して下さい。
- 上部タグの[MySQLバックアップ]選択
- データベース名を確認し、圧縮形式[圧縮しない][エクスポート]をクリック
- パソコン下部に出てくる[保存][名前を付けて保存]をクリックし、
あらかじめ決められたフォルダに保存します。保存名は「データベース名_接頭語_2016-12-13.sql」というように、「sql」(非圧縮)として保存出来ます。
- 上記5.において[gz形式]で実施した場合は圧縮で保存されます。
2)プラグイン「wp-DB-Backup」での方法
wp-DB-Backupを使ったバックアップ手順のチュートリアルです。
あらかじめプラグインをインンストールしておいてください。
- [ツール][バックアップ]を選択
- 『バックアップ』メニューを開くと、デフォルトで
バックアップする項目や追加でバックアップ出来る項目を確認することが出来ます。スパムコメントやリビジョンはバックアップする必要も少ないでしょうから、
除外しても良い。レ点を入れる。 - [バックアップ設定]で[あなたのコンピュータにダウンロード]を選択し、
『バックアップ!』をクリックする。
※WP-DB-Backupではテーブルをバックアップするので、
記事内等でアップした画像などはバックアップされません。 - バックアップ進行中です。100%になると、
パソコン下部に出てくる[保存][名前を付けて保存]をクリックし、
あらかじめ決められたフォルダに保存します。自分のPC上へ保存出来ますので、分かりやすい場所へ保存しましょう。
保存名は「データベース名_接頭語_20111202_538.sql.gz」というように、「gz」ファイルとして保存出来ます。
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復元
phpMyAdmin を使った復元手順のチュートリアルです。
こちらはあらかじめphpMyAdminがインストールされていなければなりません。
Xserverの場合は
[サーバーパネル]、[データベース]、[MySQL]、
タグ[MySQLユーザー一覧]で
パスワードの設定がなされていればいつでも利用可能です。
- Xserverサーバーパネルにログイン
- phpmyadmin(MySQL5.7)にログイン
- MySQLで設定した左記にある、データのインポート先となる[データベース名]を選択します。
- データベース内のテーブル一覧、または「現在のデータベースにテーブルはありません」というメッセージが表示されます。これは設定により異なります。
- 画面上部のタブより、[インポート] タブをクリックします。
- 画面が切り替わり、[アップロードファイル:][テキストファイルの場所] ボックスと [参照] ボタンが表示されます。
- [アップロードファイル:]のラジオボタンを押し黒くする。
- [参照] ボタンをクリックし、自分のPC上に保存されているバックアップファイルの場所を指定します。
- 【フォーマット:】インポートするファイルの形式で [SQL] をドロップダウンメニューから選択します。
- [実行] ボタンをクリックします。
- そのまま待機してください。
実行後、しばらく時間がかかります。
インポートが完了し、「インポートは正常終了しました」のメッセージが表示されます。
定期的なバックアップ
- 週に1回など選択
- 定期バックアップボタンを押す。
定期バックアップを設定すると、
バックアップファイル(gzファイル)が添付されたメールが届くようになります。
gzファイルはかなり圧縮されたファイルですが、
頻繁にバックアップを取りたい場合は、
容量などに心配がないGmailなどを利用するといいかもしれませんね。
転ばぬ先の杖ならぬ『バックアップ』
イザという時に顔が真っ青にならないように、
バックアップはこまめにとっておくと良いのではないでしょうか?