なぞなぞは、記事の下にあります。
問題を先に解きたい方は、
第4問:なぞなぞへ。
皆さん知ってますか?
"ひらがな"と"ひらかな"どちらが正解か?
なぞなぞではありませんよ。
答えは"ひらがな"です。
変換すると平仮名になりますよね。
一方”カタカナ”も片仮名と漢字表記があります。
あまり使わないですね。
いつから使われている?
私は歴史学者、国語学者ではないので間違っているかもしれませんがご了承願いします。
平安時代の初め頃に、日本人の気持ちにあった日本風文学や絵画が多く生まれました。
それまでの中国から伝わって来た漢字では表現できなくなり、
当時の日本人が言葉を表現するために、
ひらがなやカタカナが生まれたそうです。
とくに女の人は、漢字の形を崩して漢字でない文字を作り、
今でいうラブレターを書いていたそうです。
カタカナは漢文を読むときの補助記号として生まれたそうです。
誰が作ったのかわかりませんが、恐らく大勢の人々が長い年月の間に、
作り上げていったものと思われます。
漢字からできている
このひらがな・カナカナは、もともとは、漢字をもとにして作ったものです。
奈良時代には、日本の言葉は、漢字に日本の一つの音をあてて、
書き表すのが普通でした。
それを後に、漢字であらわすのでなく、四角ばった漢字を、
柔らかく崩して作ったものなんです。
安→あ 以→い 宇→う 衣→え 於→お など カタカナは、漢字の偏や旁から作ったもです。
あ→阿の偏 い→伊の偏 う→宇の冠 え→江の傍 お→於の偏
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いろはについて
「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ
つねならむ うゐのおくやま けふこえて
あさきよめし ゑひもせんず」
「色は匂へど散りぬるを 我が世誰そ常ならむ
有為の奥山今日越えて 浅き夢見し酔ひもせす」
これは、47文字すべての仮名を一度だけ使って詠んだ歌で、
5・7調になってます。
意味は「色(しき)(=物資的現象)の花は匂うけれども散ってしまうのに、
私の人生も誰も永遠でありえようか。
有為(人間の所行)の深い山を今日越えて。
浅はかな夢など見るまい、酔ったりもしない。」
これはすごい文章ですね。
今の時代にも響く文章だと思います。
消えたひらがな
ひらがなは、前述の通り漢字を崩して作られた文字です。
みんなが好き勝手な漢字をひらがなにしていきました。
その結果、50音に対して200以上の文字があったと言われています。
これでは勉強しづらいということで、
明治33年の小学校令施行規則改正によって使われていない文字を廃止(変体仮名or異体字と呼びます)して、
今の文字だけが残りました。
「を」はこの時の改正から逃れたようです。
名残りとして、「うなぎ」→「うふぎ」、
「あかよろし」→「あのよろし」(上に点がある)、
「しるこ」→「志る小」「し」は「志」を崩し、
「こ」は「古」を崩した文字、
「~さんへ」→「~さん江」
クイズでも
「く○いく○○くるく○い○○○くる」
○には、同じひらがな1文字が入り、文章が成立します。
さてなんでしょうか?
ヒント1 「く○いく○○くる。く○い○○○くる」、どこかで、2つの文書に区切ります。
ヒント2 二人の会話です。
ひらがなとカタカナ、同じ形をした文字はいくつある?
ただし、"り"と"リ"は同じ形ではありません。
1:1こ 2:2こ 3:3こ 4:4こ 5:5こ ヒント:1こは「へ」です。
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答え 3
へ べ ぺ
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