1.四則計算
プログラムと言うとなんだか計算ができるものだと思われますね。
もちろんPHPも計算は得意です。
演算 | 演算子 | 意味 |
加算 | + | $a+$b:a+b |
減算 | ー | $a-$b:a-b |
乗算 | * | $a*$b:a*b |
除算 | / | $a/$b:a/b |
剰余 | % | $a%$b:a/bの余り |
次のプログラムを新規作成して下さい。そしてブラウザからアクセスして実行して下さい。
<html>
<head>
<meta http-equiv="content-type"
content="text/html;chareset=UTF-8">
<title>test4</title>
</head>
<body>
<?php
$num1=8;
$num2=3;
echo $num1 + $num2."<br>\n"; // 加算
echo $num1 - $num2."<br>\n"; // 減算
echo $num1 * $num2."<br>\n"; // 乗算
echo $num1 / $num2."<br>\n"; // 除算
echo $num1 % $num2."<br>\n"; // 除算の余り
//()を優先に計算
echo (2 + $num1) * $num2."<br>\n" ;
?>
</body>
</html>
↓ブラウザ表示
- PHPの計算では「8+3」のように
ダイレクトに数字で計算することも可能ですが、
このように変数に数字を代入して、
それを基にした計算ができます。 - 四則計算は私たちが日常で使用しているものと同じです。
また7行の乗算は割り切れなく、
浮動小数点型の数字になります。末尾で丸められます。
もし割り切れる場合は、整数型となります。
10/2→5になり、5.0にはなりません。
- 8行目は剰余であまりの整数型となります。
剰余はプログラムの中で偶数、奇数の判別、
0,1での判別でよく使われます。 - 10行は()付計算であり、
数学と同じで()内が優先して計算されます。
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2. 論理演算
ここでは論理型の演算です。
たとえば、私たちの普段の生活の中でも、
「はい」なら「いいよ」、
「いいえ」なら「ダメだよ」
というように、「はい」「いいえ」
で評価を変えたいときに使います。
演算 | 演算子 | 意味 |
AND | && | $a && $b:共に真(TRUE)の場合 真(TURE) |
OR | || | $a || $b:どちらかが真(TRUE)の場合 真 |
NOT | ! | !$a:真でない場合 真 |
3.比較演算子
演算子 | 意味 |
== | $a == $b:両方とも値が等しい場合 真 |
!= | $a != $b:両値が等しくない場合 真 |
> | $a > $b:$aが$bより大きい場合 真 |
>= | $a >= $b:$aが$bより大きいく等しい場合 真 |
< | $a < $b:$aが$bより小さい場合 真 |
<= | $a >= $b:$aが$bより小さく等しい場合 真 |
この、論理演算子、比較演算子はこの後の、
条件分岐で使いますので、
利用方法についてはもう少し待ってください。